梅雨なのにあまり雨が降らないまま夏になりそうですね。
子どもの頃にMRI検査を受けたことがあります。
その時は頭の検査だったので、頭が動かないように額と顎をバンドで止められて、
すごく恐かったことを覚えています。
MRIの台というか、あの狭いドームに入っていく感じもとても不安で、
撮影中はなにか楽しいことをと思って一生懸命目を瞑っていたんですが、恐い想像ばっかりして早く出られないかなと思ってました。
あと、音がすごくうるさいんですよね。
耳元で道路工事してるみたいな大きな音で、その時お世話になって病院ではヘッドフォンから音楽流してくれていたんですが、
それでもうるさかった。
で、つい先日ちょっとまたMRI検査する羽目になりまして、久し振りに受けたんです。
ざっと20年ぶりくらい?
でね、嫌だなーと思いながら、20年も経ってるんだからなにかしらあの機械も改善されているんだろうと
思いながら検査を受けたら、音が昔と変わらずうるさかったんですよ。
内心、(ええええ20年経っても音を小さくすることは考えなかったのかよー!) とヘッドフォン(音楽無し)をつけたまま思っていました。
素人考えで、音を小さくするとかは簡単にできるんじゃないのかと勝手に思っていたわけです。
直後、医師の友人と会ったので、その話をしたんですよ。
そうしたら、MRIの機械はきっちり進化を遂げていたことが分かりました。
「音ではなく、撮影時間の短縮を優先したの」
目から鱗でした。
確かに、もう朧気な記憶ですけど、昔に比べると随分早く撮影が終わった気がする。
あの暗い閉所空間に長く居て不安や不快な思いをするのと、うるさいの、
どっちが我慢できるかと問われたら、うるさいの我慢するわ。
おおお、きっちり進化してた……!
優先順位の問題だったんだなあと妙に感動。
機械の難しいことはよく分からないので、音を小さくするというのは私が思うよりずっと大変なことなんだなということもぼんやり分かった気がしますし、
なんにせよ、医療機械は患者の不安を少しでも除くために改良が日々重ねられているんだなと知りました。
分かりやすい不快感に捕らわれて、密かに行われている改善点に気がつかない
というようなことは案外日常生活でもあるんじゃないかと、少々反省もしました。
短絡的に考えるの、気をつけたい。
ここ最近で、一番おおお! となったできごと。
あと最近読んで脳みそぐるぐるした本
全4巻。
久し振りに辞書傍らに置いて読んだ本。
時々そこになにが書かれているのか分かるようで全然分からなくて、自分の頭の悪さに叫びたくなったけれど、
物語が面白くて、そこ分かんなくてもいいからとりあえず行こうって、お話が手を引いてくれる感覚。
言葉とはなにか。
作中にもあるけれど、真っ向から突きつけられて、ふとした瞬間に考えてしまう。
↓ 以下一言お返事です
返信不要で一言くださった皆様>十周年へのお言葉ありがとうございます。これからものんびり続けていくつもりですので、どうぞよろしくお願いします。
神崎さま>いつも応援してくださりありがとうございます。楽しんで頂けたことが伝わってきて、嬉しくて笑ってしまいました。
長い間彼らにお付き合いくださっていること、本当に幸せです。
なにかの折に彼らが少しでも神崎さんの心の支えになれているなら、とても嬉しく思います。
これまでにも何度かコメントやメッセージを頂いたかと思いますが、神崎さんの書かれる気持ちがとても真っ直ぐで
熱に溢れていて、私はいつも笑顔にして頂くので、そんな風に考えられていたなんて不思議な気がするほどです。
私の方こそ、好き勝手書き散らしているブログを楽しく読んでくださってありがとうございます。
十年続けて来られたのも、神崎さんをはじめ、遊びに来てくださる皆さんのおかげです。
時間がかかっても今年は必ず更新すつるもりですので、また遊びに来てみてください。
あと、頂いたメッセージで無礼だなんて思ったことは一度もありませんので、またよければ気軽に送ってくださいね。
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