変わっていくもの

仕事がひと段落したのでもうむやみやたらとだらだらしたくて、
でもせっかくの空き時間だと思うとテンションだけやたらあがって、
客が来て興奮しすぎた犬みたいになっている今日この頃です。
もっとスケジュール管理上手になりたい。

前々回、3月があっという間に終わる!
と書いていましたが、ぐずぐずする天気となかなかあったかくならない春にしかめ面していたら、
ここ数日でどっと初夏の陽気になって、
本当にあっという間に季節が変わっていくなあと、社内を渡る風の心地よさに眠気と戦う日々です。
もう日傘さしている人たちがいるのを見ると、夏もすぐ来るんだろうな。

この新年過ぎに中途で新入社員が入ってきたんですが、
彼らが「すいません」を常用するので、
「すいませんは、年代によっては『さーせん』て言われてるのと変わらないと感じるから気をつけてね」
と伝えたらいたく衝撃を受けていました。
その後に続いた
「すみません、てこれまでに使ったことない」
の呟きに私は衝撃を受けたわけですが、
ふと思い立って別の日に聞いてみたわけです。

「漫画や小説で、優秀で生真面目な性格とされている人がシリアスな場面で、
心を込めて『すいません』て言っても違和感ないの?」と。
新入社員はふたりなんですが、ふたりが顔を見合わせて
「なにかおかしいですか」
「違和感てどんな?」
と言うので、なるほどなぁと妙に納得してしまいました。
最近、時々漫画や小説を読んでいて、真面目キャラの口にする「すいません」表記に違和感を覚えることがあったんですが、
つまり「すみません」と「すいません」がイコールの世代がきているってことなんだなと、
ぱっと目の前が開けるような気がしたと言うか、目からうろこと言うか。
言葉の使い方が移り変わっていくのを目の当たりにした衝撃みたいなものを感じました。

逆に、そのふたつの言葉に私はどれほど違いを感じているのかと聞かれたので、
「一人称に私を使うキャラと、アタシを使うキャラくらいの違い」
と答えたら、
「そんなに!?」
と驚いていたので、その違いは感じるらしいです。

しかし、「すいません」と「すみません」でキャラの性格を示そうとしても、通じない世代が出てきているんだと思うと、
悩ましいところだなとも思ったり。
自分も、きっと上の人たちから言葉が変だと思われてることいっぱいあるんだろうなーと、我が身を省みつつ。
リアルに言葉の移り変わりを感じた今年の春でした。

念願だったフィギュアスケートの国別対抗戦にも初めて行ってきたんですが、
応援席の皆さんがきゃっきゃする姿を生で見ることができて至福のひとときでした。
無良くんと羽生くんのファントム、一度は生で見たいと思っていたわけですが、
本当にもう、見終わったらどっちも肩が凝ってて、鳥肌立ってました。
選手が、演技後にやった、と笑顔になったりガッツポーズしてくれると、見ているこっちも煽られて
興奮して、よかったねえええええやったあああああああ! みたいな気持ちになります。
会場中が固唾を呑んで見守っているあの空気と言うか、
でも、国別対抗戦てその合間合間で各国選手が自国選手の応援するので、
そこで和む感じが好きです。
これまで、テレビでも十分感じていたんですけど、応援の仕方にお国柄が出るな~と。
休憩中に、応援席にいたかなこちゃんが、キャスター席?にいた織田君とやりとりしてて、
応援の方法で駄目出しされたりしているのが見られたのとか、生観戦ならでは、という感じで楽しかったな。
生修造さんもいらっしゃったんですが、席が遠すぎたせいか、そこだけテレビの向こう側、みたいな気がしてリアルな感じがせず。
もっと近くで見られたらあの熱が感じられたのかな。
次は豪華エキシビションも行きたい。

そうそう。町田君がアイスショーに参戦してくださっているのですが、こちらのチケ取りには悉く敗退しています。
ネット上に溢れるアイスショーでの彼の情報を拾っていくに、
なんかもう、人間をやめられた感じになっていらっしゃるそうで、
人でない町田君見たいー見たいー! とじたばたしています。
どんなえらいことになってるんだ彼は。
しかし、こうしてどんどん嵌っていくんだなと思うと、遠い目になりますね。

明後日からGWが始まるので、積んでいた本や借りたままの映画なんかを消化していこうと今からわくわくしています。
準備万端整えて存分にひねもすのたる所存。

コメント

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    こんにちは。
    申し訳ございませんが正しいのかなと思い読み進めたら…「すいません」と「すみません」は違うのですね。びっくり!
    私も同じものだと思っていたので、意識して使い分けをしていませんでした。すいませんの方が言いやすいので、より多く使っていたかもしれません。勉強になりました。

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    とってぃ様>こんばんは。
    どうしても「すみません」が口から出てこないのなら、「申し訳ございません」がより丁寧だからそっち使ったら? とも言ったのですが、なんだか申し訳ございませんは使い慣れていなくてより恥ずかしいそうです(笑
    なんじゃそりゃ、と笑いましたが1年くらい経ったらきっと平気な顔して使っているのではと思います。
    「すいません」は「すみません」が発音しやすい方へ崩れた形なので(音便化というやつですね)、元は同じです。
    ただ、私が子供の頃や学生時代には、まだ学校の先生や祖父母に「すいません」は崩れた形で正しい日本語ではない、と注意される場面があったので、私の世代より上の人たちにはその印象が強いのではと思います。
    「だるい」→「だりぃ」みたいなものをイメージして貰えると分かりやすいかも知れません。
    wwで言うと、私の中で、ヨーサムは絶対に「すいません」とは言わないキャラです。
    街のハンナさんとかが冗談混じりに「すいませんねぇ」と使うとか、コカゲがふてくされた時にわざとルカナートに「すいませんでした!」とかは使いそうです。でも、コカゲはイルサムには絶対に「すいません」は使わない、とか。
    本当にイメージだけの使い分けですね~。
    言葉の正しい正しくないはどんどん変わっていくと思うので、私も気をつけないとなと勉強になった一件でした。

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