岡田堂上教官

昨日帰宅してからふと目を閉じて開いたら窓の外が白んでいました。
なんなのこれ……。
私の金曜夜はどこへ行ったの。

気を取り直して
観ましたか、と訊かれましたので。
とりあえず今のところ二回観ました!!
図書館戦争実写。
岡田堂上教官の AZATOI 「ん?」に、脳内麻薬がえらいことになりました。
恐ろしい。教官ホントに恐ろしい。

ネタバレ感想


本物になりたいらしい堂上教官役の人のアクションにあっさり頭がパーンとなり、DVD買おうかなと思ってます。
アクション……!
痺れてテンションあがって見ている間は息ができなくて苦しくて仕方がないんですが、
落ち着くと「原作にあんな堂上教官アクションなかったよね」とふふふと笑いが漏れます。
ありがとうございます監督。

手塚役の彼の腰の細さに目を奪われます。
岡田君がむちっとした体つきになってしまわれたので、隣りに並ぶと信じられない細さで
「あの子、人に必要な内臓全部入ってんのかな」
という友人の呟きが忘れられません。
本当にそれを心配したくなるくらいの細さ。ちゃんとご飯食べ! とおばちゃんのノリで心配になってしまう。
いや、なんかあの手塚は本気で郁を落としにかかっていたような、
耳元で「返事……」と言いだした時には見てるこっちがぎゃーとなりました。
手柴の絡みが少ないよーと思っていたらちゃんとありましたね!
最初の苛々した感じも好きだったけれど、やはり、郁が能力不足を理由に現場メンバーから外された際に
堂上に意見する場面がめちゃ好き。
あー寮での男三人場面などなどを撮って下さっても良かったんですが。例えストーリーの流れが悪くなろうとも!
見たい~見たかった~。

小牧はもうちょっとシャープなイメージを持っていたので、田中君はイメージ違うなと思って観に行きましたが、
あの小牧教官はあれでありだと思いました。
あのバディ感はなんですか。
「小牧!」肩バン!「マジで!? ……フォロー!」
の流れにびりびりきたよ。
お前さっきからなに言ってんのかさっぱりわかんね-よと思われたら是非劇場へ。
にへ、と額ピースする小牧かわええ。原作では想像できなかった要素です。ありがとう田中君。
ぶはははの笑い方はさすがの小牧教官。
「昔の自分がライバルってどんな気分?」
「それ以上言ったらぶん殴る」
はーバディいい……。

郁ちゃんがほんまに郁ちゃんでしたね。
野生児で乙女で、真っ直ぐで乙女で。
初めて図書館戦争を読んでいたときの、唐突に本を横に放り投げてベッドで「ぎゃああああかゆい! かゆすぎる! もだもだするわあああ! でも続き! 続きを……!」と身もだえするあの感じを映画で思い出しました。
そうだよ、あの見てる方がいたたまれなくなる感じが図書館戦争の醍醐味なんだよ! 
この郁ちゃんなら間違いなくやってくれる、という信頼がわきました。
ドロップキックが綺麗に決まりすぎててわろた。
あの後華麗に投げ飛ばして腕ひしぎに移行する教官が好きすぎる。本気だ。
王子様関連での教官とのやりとりが逐一余すところなく美味しい。
いたたまれない~(きゃっきゃ
テント場面の「え! 笑った! 初めて見た~!」の無邪気さにそんな馬鹿なと二回とも思ったよ。
あの無邪気さが郁ちゃんですよね。
堂上は郁ちゃんに「撃て」とは言いたくなかったろうなと考えたり、
いやでも信頼してのあの一言だったかなと思ったり。
正直、あんなに郁に撃たせるとは思ってなかったのであの場面はびびりました。
郁が撃っても一発だと勝手に思ってたからかな。
逆に言うと、三発撃ってたからどうにも堂上の気持ちを考えてしまうというか。
あの人後から一人で飲んでそうだ。
だからこその「これはあれだ父親が~」の場面がぐっときたり、笑えたり。
郁ちゃんが涙声で堂上目指すとか言うから何故かこっちが涙目ですよ。これ、言われた方は堪らんだろうな。
やっぱり図書館戦争は郁ちゃんだわ~と思って満足の溜息吐いていたらですよ。

最後のあれはなんなんですか。

AZATOI!!!!!

DVD予約するわ!!!

そんなこんなで映画版素敵でした。

アホなことばっかり書き連ねましたが、
日野の悪夢で図書館内部が焼かれる場面があるんですね。
本が焼かれる映像って、ものすごく嫌な気持ちになりました。
あれ見るだけでもそれなりに意味があるんじゃないかなと思います。
あの、なんとも言えない不安と恐さと不快感というものを視覚で感じられるのが映像の凄さであり、意味なのかなと。
お金が焼かれるの見るのと同じ不快感があるな。
稲嶺司令が亡くなられた設定になっていたのですが、
その意志を継ぐ仁科司令の言葉がいちいちとても重くて、やわらかな口調でさらりと語られる一言が
後々まで頭の奧に残りました。
ラブコメエンターテイメントの中に言論を統制するというテーマを据えて世に広く送り出したこと。
映像にされると尚その訴求力が増すなぁとしみじみ感じました。

実写第二弾、もしやって下さるなら喜んで待ってます。
その時には
玄田隊長があんまりに玄田隊長で、もっとください!
副隊長! もっと! 「お前の妥当はつまらん」「面白い必要ないでしょう」
あとは進藤さん! 進藤さん! あの人進藤さんですよね? 
つまり、もっと皆さんが観たいです!

コメント

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    こんばんは!
    すみません、今頃読みに来てしまいました^^;
    私も映画館で2回観ました(笑)
    朔さんの日記を読んでまた観たくなっちゃいました!
    息も出来ずに観た場面、にやにやしながら観た場面(笑)

    あ~、上映中にこちらにお邪魔すればよかったと、
    今更後悔しました^^;

    玄田隊長も、
    バディ2人(笑)のやりとりももっと観たいですね!!

    今頃失礼いたしました~ 

  2. SECRET: 0
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    夕惟。さま>こんばんは~! いえいえ、お好きなときに遊びに来て下さい(*´▽`*)
    観ちゃいますよね。行っちゃいますよね。
    11月にDVD発売ですが、初回限定BOXとかスペシャルエディションとか、どれ買うべきか悩みは尽きません…。
    続編期待しつつ、教官のアクション観ながらおとなしく待ってようと思います(笑

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