今年の年末年始休みは結構長かったのですが、毎度のことながらあっという間に終わってしまいました。
毎日毎日よく食べた…。この言葉も毎回言ってるな。
この年始に両親がスマホデビューを果たし、
設定や使い方をつきっきりで教えて帰ってきました。
母親は最初お金もかかるし要らないと言っていたのですが、
実物を見ると画面も大きく見やすいのが良かったみたいです。
確かに、ガラケーからスマホに変えた時ってものすごく画面が大きくてびっくりしたよなあと思い出した。
ただ、「電話が重たいから長電話はできない」と言ってました。ずっと持っていると腕が疲れるみたい。
父親は突然ガラケーからスマホに変えて会社で若者に笑われるかもしれないから、一見手帳に見えるように、と
手帳タイプのカバーを購入していましたが、一体なんのカモフラージュなんだ。誰も笑ったりしないよ。
それよりも、起動画面でロック設定をしてくれと言われて手伝った時に、
「お前、覚えておけよ」
と言われたことの方が笑ったわ。
いいのか!
いやまあ、隠すものなどない、という感じで良いことだなとは思うんですが。
多分その内、父の会社の若者たちは父の携帯ロックを解除できるようになるんだろうなと思ってます。
去年携帯が壊れて買い替える際、私は費用面の関係で数年型落ちのものを選んだわけですが、
両親は「一番新しいやつ!」と迷いなく言い切って、すぱん! とカード切ってらっしゃって、「くっ…」となりました。
一番新しいやつは、なんかきらきらしてた。
私が買ったやつはもう店頭に置いてすらいなかった。十分使えるのに!
電話の取り方やかけ方を練習したり、メールの送り方を練習したり、写真を撮ってみたり、軽く半日がかりだったわけですが、
なんだかんだとそれぞれに楽しんでいるみたいで良かったなぁと。
そんなことで一日が終わったんですがものすごく働いた感のあるお正月でした(笑
***
話は変わって。
この年末に2015年の振り返りをしようと思って、舞台や映画のチケットを取り出してみたんです。
全然観に行けていないと思ったんですが、自分が思っていたよりは行ってました。
1月
ミュージカル「モーツァルト!」
井上さんがラストだと聞いていたので、一度は見ておかねばと帰省から帰ったその足で見に行った記憶が甦りました。
我が儘で傲慢でそれでいて繊細なモーツァルト。
フィギュアスケート「STARS ON ICE」
多分観に行った時、「去年はここにまっちーがいた…」みたいな感慨に一瞬耽ったと思う。
まあ、OPでそんな感傷は吹き飛びましたけど。
高橋大輔さんを一度生で観たいと思っていた夢が叶った公演。
助走もないのにふわっと飛ぶ、そのあまりの軽さにおののいたなあ。
真央ちゃんも確か、休養シーズンだから出ないかなと思ってたら出演になって喜んだ。
競技とは違うリラックスした雰囲気で、出演者皆が主役なショーが本当に素敵。
Pチャンも出演でにっこにこだったのが観てるだけで楽しかった。
舞台「海をゆく者」
ちょうど原稿が終わって、引き籠もっていた反動で「なにかお勧めあったら教えて下さい!」とブログで叫んでいたら、
本当に教えて下さった舞台。
本当に観に行けてよかった。
変な癖のあるおっさんばっかり出てくる作品なのに、最後にほろっとさせられて、そのことに悔しくなる感じの。
割と前の方の席が取れて、吉田鋼太郎さんの生半ケツをもろに拝んでしまった思い出。
今、お名前の漢字調べたら、↑の方、22歳年下の女性と結婚って出てきてびっくりした。
え! すごいな。おめでとうございます。
2月
映画「ベイマックス」
あれ、ベイマックスって2015年の映画だったっけ? もっと前の映画かと思った。
記憶が恐ろしい。
番宣で少年とベイマックスの友情ものだと思って観に行ったら、思いの外ヒーローもので驚いた。
でも、やっぱり友情もので最後の場面はほんまにずるいと思います。
ベイマックス今の時期に本当に傍に居て欲しいわ。抱き枕要員として。
3月
映画「イミテーション・ゲーム」
ロシアの暗号器エニグマを解読した人物の映画。
あんまり下調べとかせずにふらっと観に行ったら、がっつり心を持って行かれた。
戦争という特殊状況下でその存在を秘されていた天才。
未だに主演のカンバーバッチ氏と、ワトソンに頭突きされたシャーロックが同一人物だと思えない。
4月
フィギュアスケート国別対抗戦2015
これも毎年テレビで見ていて、ずっと生で観たかったもの!
羽生君のオペラ座の怪人を見たかったんだけど、会場中が固唾を呑んで見守るという、あのびしばしと肌で感じる緊張感にどきどきしながら、目の前で最高の怪人を見ることができて感動したなあ。
というより、この同じ年の年末に羽生君が人をやめるほどの進化を遂げるなんて全然予想していなかった。
各国の応援席の様子がいつでも見られるのが楽しくて、席はまったく反対方向だったんだけど、会場の空気が嬉しかったな。
映画「シンデレラ」
本当の魔法は、あなたの勇気。
というコピーが私は結構好きで、シンデレラにかぼちゃの馬車を与えてくれるフェアリーゴッドマザーがヘレナ・ボナム=カーターでこれは是非観に行かねばと足を踏み入れ、
王子の一分の隙もない白い歯にやられて帰ってきた。
王子の歯、すごいよ。
7月
フィギュアスケート「THE ICE 2015」
数年前から行き始めて、なんとなく毎年恒例になりつつあるな。
しかし前の年は原稿が終わらなくて泣く泣く諦めた思い出。
真央ちゃんがお姉さんの舞ちゃんとアナ雪踊ったんだったよな。可愛かった。
このショーのOPが舞踏会みたいですっごく可愛かった、はず!
皆人形みたいで、会場が一気にお城の中になって見ている人たちがぱっと笑顔になったのが魔法みたいだった。
9月
映画「ボーイ・ソプラノ」
主人公の男の子が、マイフレンドフォーエバーのブレンダン・フレーザーブラッド・レンフロ(君だよ、間違えた。ブレンダン・フレーザーはジャングルジョージじゃん)を思い出させた。
天使がいたよ。本当に。
消えていくものの美しさを、神様からの贈り物、と思うのは世界共通なんだな。
映画「キングスマン」
あなたは大変なものを盗んでいきました。
と言わざるを得ないコリン・ファースがキングスマンでスパイなお話。
激はまりした友達が、メールの最後に「ファースと共にあらんことを」ってつけるようになっててマジ怖い。
この前電話でそれ言い合って切ってた自分に気づいて怯えた。
ファースと共にあらんことを。
10月
映画「マイ・インターン」
多分多くの女性に「私にアンハサウェイの美貌と社長になってシニアインターンを雇用する立場があれば…!」
と思わせた映画。
少なくとも私は思った。
今も尚、ベンの存在を切望している。
映画「ヒトラー暗殺、13分の誤算」
これ、確か日曜の夜に観に行って、後悔したんだ。
日曜の夜に見る映画じゃなかった。
でも観なきゃ良かったとも言えない、複雑な気持ちにさせる映画。
拷問シーンがえぐくて目を閉じていた。
映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」
堂上ーーーー!!!!
郁ーーーーー!!!!
ご両親に挨拶済ませた!!! やったね!!!
手塚兄かっこいいいい! 桃李君、こういう役いいんじゃない!? 合うよ! 合ってるよ!
弟の弟感半端ないよ福士君! 堂上教官ときゃっきゃできてよかったね。嬉しいね!
しかし手塚兄の容赦ない攻め方に先を知っていてもじりじりしました。
タスクフォースのやられっぷりが尋常じゃない。その分、タスクフォースの連携とか、仲間感とかが出ていてジレンマ。
やられて欲しくない、やられて欲しくないんだけど…!
堂上教官の格闘シーンさすがでしたが、その後走り続ける郁ちゃんに泣けて泣けて、
でも最後は背筋がさわさわするラブで締めてくれてあざっした!
テレビドラマの方は小牧教官が男らしくて、毬江ちゃんが本当に乙女で、これまたときめきました。
ミュージカル「CHESS」
友達が誘ってくれて行ったもの。
劇場入りする田代万里生さんを生で見て、動揺した記憶。
展開が早くて、初見の私には話について行くので精一杯だったんだけど、
後半、中川さん扮するフレディの心情を切々と歌うその声に呑まれて、なんだかとにかく涙が出そうになってびびった。
うねりみたいな声だったよ。
ストーリーテラー役のアービター田代万里生さんは目が離せなかった。
見た目から立ち振る舞いから、すっごく濃いんだよあの人。
日本の黒子じゃなくて、むしろ全面に押し出て来てる。
気になってあの後インタビューとかを探して読んでみたけど、やっぱりよく分からない。でも気になる。
それって恋になる一歩手前じゃん? アービターこわい。
11月
映画「コードネームU.N.C.L.E」
これからが物語の始まりだったはずなのに!!!
続編、作られないことが決定したらしいと先日聞いて落ち込んだ。
イリヤとギャビーはまだキスすらさせてもらってないのに、続編でないってどういうこと!?
主演ふたりのバディとしての始まりはもちろん楽しいんだけど、
イリヤとギャビーの関係がものっすっごくそそられました。
続きが、見たい!
映画「Re:LIFE」
↑のコードネームU.N.C.L.Eでクールなスパイだったヒュー・グラントのへたれな中年男性ぷりが見たければこちらを。
かつてはオスカーを取った脚本家が、落ちぶれて、やる気無く講師を始めるお話。
終わり方が好きだな。
12月
映画「007 スペクター」
ダニエル・クレイグボンドがボンドのくせにちっとも幸せになれないことにおののいて、
あいつ、今度こそちゃんと幸せになれるのかなと友達と恐る恐る見に行った。
幸せに・・・なったのか? あれは?
ちょっと疑問は残ったけど、うん、幸せになれたんならいいなクレイグボンド。
しかし、ボンドが戦闘シーン後に興奮してベッドシーンに雪崩れ込む時の音楽、いっつも私笑っちゃうんだけど、
皆はなんともないのかな。
原稿で煮詰まってる時や解放された時が個人的にものすごくよく分かる流れでした…。
振り返ってみるのも楽しいな。
あと、去年なんとなくゆるゆると熱がぶり返してきたのがV6でした。
気がついたら2011年と2013年のコンサートDVDが手元にあったから怖いですね。オススメです。
wowowで放映された2015年コンサートの様子も友達に頼んで録画して貰いました。オススメです。
今年もぞくぞくと観たいものが待っているので、体力つけて備えておきたいと思います。
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去年は初めて雑誌で連載のお仕事を頂き、新しいお話を書かせて貰いました。
応援してくださり本当にありがとうございます。
連載もまだ半ばですので、今後もどうぞよろしくお願いいたします。
それから、前回の日記でお願いしたww同人誌再版アンケーへのご協力も、ありがとうございます。
(電子書籍、ちょっと勉強してみたんですけど、本当にやるなら気合い入れて勉強しないとなと思っているところです)
どちらも、皆様に楽しんで頂けるよう頑張ります。
今年が、皆様にとって良い一年になりますように。
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