激おこワトソン氏に癒される

朝晩急に寒くなってきましたね。
前回のブログはまだ真夏だったのに…。

皆さんのお手元に無事SSペーパー届きましたでしょうか。
楽しんで頂ければ嬉しいです。
お申込み下さり、本当にありがとうございます。
このネットの時代に、切手を貼って、返信用封筒を同封してお申し込みをして下さることがどれほどありがたいか。
その手間や面倒臭さが想像できるからこそ、
「皆さん神様か!」
と。本当に。少しも大袈裟じゃないです。

この気持ちをどう例えたらいいのか悩むんですが、心象風景としては、
ナウシカが、
「気流が乱れてうまく飛べないの」
から、メーヴェで飛び出す場面なんですけど。
あの空に向かってナウシカが飛び出す、BGMのめちゃくちゃ気持ちよさそうな場面。

気持ちの盛り上がりはまさにあのBGMな感じで、
お礼の手紙を書いて勝手に送りつけたいくらい嬉しかったです。
(しかし三つ子の魂百までとは言え、嬉しくて気分が盛り上がる時の脳内BGMは大抵ナウシカのあの場面なんだけど、
他の皆はこういう時どんな曲が流れてるんでしょうね)
読者ハガキに頂いたお言葉や率直なご意見も、何度も読み返しては力を頂いています。
皆さんにとっては何気なく書かれた一言かもしれませんが、
私にとってはとんでもない威力があって、どれほどへこんでも、次の一文、一章、一冊を書く糧になっています。
このサイトも、そうやって皆さんが落として下さった一言のお陰で続いているようなものです。
本当にありがとうございます。

現在は連載第3回目の原稿を進めていますが、
「社員旅行で三連休使えないんです」
「なんと!」
「「ふふふふ」」
「頑張ってくださいね」
「ふふふふ」
と、担当さんと笑いあいました。
笑ってる場合じゃないんですけど、
11月に誌面で皆さまにお会いできるよう頑張ります!

大変大変遅くなってしまったんですが、8/14に一言下さった方へ。(反転ください)
何年経ってもこうして遊びに来て作品に触れてくださり、書き手として、本当に幸せに思います。
ありがとうございます。またいつでも帰ってきてください。お待ちしていますね。

×××××

話はまったく変わって。
つい先日、ちょっと煮詰まって疲れ果てている時に友達が「激おこワトソン見るとなんだか元気出るよ!」と教えてくれて、
BBCのドラマ版シャーロックを初めて見ました。

以下、ネタバレとホームズに対しての激しい暴言が入りますので、自己責任でお読みください。
ホームズ大好きなんですが、このドラマのホームズに対しては彼が大好きな上で、こうとしか言えない。

なんてクズだよ、シャーロック!!!
びっくりするぐらいクズだった!!
驚きのクズだった!!
なにがひどいって、自分の死に様見とけよってワトソンに言って、脈まで取らせて、完全に死んだと思わせて、
以後悲しみ苦しみ弱り、全然似合わない髭まで生やしたワトソンを2年も放置しておいたくせに、
自分が戻ったらワトソンが諸手を上げて喜んでくれると信じて疑っていないところ!
それが大前提だから、子供も真っ青な脳内お花畑っぷりで自分の帰還をサプライズ演出!

そりゃ怒るよ。

そりゃ、怒るよ。(大事なことなので以下ry)

ワトソン氏怒りの首絞めがホームズを襲った瞬間、テレビ画面に向かって拳振り上げ叫んだよ。

「いけええええ! ワトソン!! やっちまえええええ!!」

「未だかつてあんなに怒るワトソン氏を見たことがあっただろうか、いや、ない」と友人が言った通りの激おこっぷりに、
こっちのテンションはMAX。
マジックで鼻の下にちょび髭書いたシャーロックが、「あれ、やべ。なんかマジ怒りしてる?」
と、少しだけ動揺した感じが伝わってきたのは良かったと思います。もっと動揺しろ! ちょび髭かわいいな! むかつく! かわいい!
しかしそこはクズで自信家のシャーロックですよ。
ワトソンに対し失言を繰り返し、
私たちはもう「いけ! いけワトソン! もう一発だ!」の臨戦態勢。
右の拳がシャーロックの顔に綺麗に入った後の、身長差を最大限に生かした渾身の頭突きには痺れました。

でもね、結局ワトソンはその3発で許しちゃうんだよなあ。
ワトソンがそうやって甘やかすからあのシャーロックができたと言えなくもない場面で、
彼らの関係が凝縮している感じに激しく悶絶しました。
いやだって、シャーロックのあのクズっぷりは、自分が最終的にはワトソンに許されると知っている傲慢さからきてるわけで、
そしてワトソンはどれほど傷つけられても、やっぱり最終的にはシャーロックを受け入れるんですよ?
シャーロックめ……!

まあ、そんなわけで、激おこワトソン見ると元気になれるよ、と友達が言った通り、謎の高揚感に包まれ元気になりました。
皆さんも機会があればぜひ。

他に、アメコミヒーロー鑑賞会もしたんですけど、
(「キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー」「アベンジャーズ」)
ありとあらゆるムキムキがそこにはいました。
一挙に見たので、「ムキムキと一口に言っても、やはり、可愛い系、わんこ系、マッチョ系、インテリ系と分かれるものだな」とよく分かった気がします。
マイティ・ソーの主人公やってるクリス・ヘムズワースが顔の角度によりブラッド・ピットに見える。
まぎれもなくわんこ系だった。あんなにムキムキなのにわんこみたいに可愛いってどういうことなんだろう。
弟ロキ役のトム・ヒドルストンは、何故最初ソー役でオーディション受けたのか分からないくらい、ロキだった。
ロキ様震えるほどかっこよいです。角の生えたかぶとはやめた方がいいと思うんだけど。
ここまで見ると、やはりアイアンマンも見なきゃ、と思うんだけどあれもう第4話まで出てるって聞いて怖気づいてる。
RDJってぐーぐる検索かけると、検索予測に「RDJ あざとい」て出てくるの笑う。確かにあざといけれども!
しかし、それぞれ主人公を立てて映画撮って、その流れを汲んでアベンジャーズに持ってくるって、やることのスケールでかくて慄くね。
あとこの企画仕切ってる人のスケジューリングスキルの凄さについても想像で語り合った。
日本だったらどんなのができるだろ。
考えたら、auの三太郎シリーズってこれだな!

10月は図書館戦争 ラストミッションが始まるので、今から正座して待ってます。

コメント

  1. SECRET: 0
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    内容と全く関係なく、そしてかなりいまさらなんですが、恥ずかしながらコメントします。
    ずっと気になっていたのに、読めておらず。そしてやっと買いました。読みました。
    楽園のとなり!
    シンク、ひねくれすぎだ、いや、その生い立ちだから仕方ないけど!とか、カンナ、めげないな!とか、ウィーのタフさ、半端ないな!とか、ラキ、かっこいいからもっと出てきてーとか、色々思いながら読んでいたら、一気に読んでしまいました。そして、もちろんラストシンクが帰ってくるのはめちゃ良かったんですけど、その前の、指輪の消えた文字、"私たちの光"の所、それをシンクが大切にしてるところ、ぐっと来ました!朔さんの作品大好きです。(と言いつつ読むの遅すぎなんですが!)また楽しみにしています。

  2. SECRET: 0
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    そら様>いらっしゃいませ。コメント嬉しいです(*´▽`*)
    楽園のとなり、読んで下さったんですね。ありがとうございます!
    彼らの世界を楽しんで頂けたならとても幸せです。
    本を読むのってタイミングがあると思いますので、早い遅いはどうかお気になさらず。
    そらさんのコメントに、彼らがわっと私の中にも帰ってきたような、そんな気持ちになりました。
    彼らに負けぬよう私も頑張っていきたいと思います。
    今はまた別のお話を書いている最中ですので、よければまた手に取ってみて下さいね。
    感想をありがとうございました。
    またサイトにも遊びに来てください。

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