東京にオープンすると聞いた時から行こうと思いつつ時間ばかりが流れてしまいましたが、この度とんとん拍子に話が進み、ついについにハリポタスタジオツアーへ行ってまいりました。
前日には復習のため、「ハリーポッターと賢者の石」を久しぶりに鑑賞。
みんな、ちっちゃい……(涙
なんかもう感動するくらいハリーもロンもハーマイオニーもドラコも双子も、とにかくみんなみんな、子供だった。ほっぺたの丸みが愛しい。
そうだった、こんな小さかったわ……と謎の感慨に襲われながら映画見直したわけですが、やっぱりハリポタ最高ですね。
もう、夢と希望と魔法と冒険と友情が詰まりまくっている。
マクゴナガル先生や初代ダンブルドア校長も、そこにいらっしゃるだけで泣きそう。
そしてスタジオツアー行く前に、映画の話だけで終わりそう。
まあ、そんなこんなで無事に復習も済ませていざ豊島園へ向かったわけです。
駅に降りた瞬間から映画のBGM流れてて、もう魔法界に誘われていてとてもテンション上がりました。
豊島園のどこかから、日本の魔法学校マホウトコロに繋がる道があるに違いないよ。
建物に入るなり頭上からドラゴンがお出迎え。
奥に進めば、ホグワーツの食堂を模したレストランが!
天井には蝋燭が浮かんで、四寮の長テーブルの上にはそれぞれの寮旗が吊るされて、ここで食事が! できるんですか! と初っ端から熱が上がりまくり。
で、各寮のローブを纏い、杖を持ち、各々自分流にアレンジした制服姿の方々が当然のように行き交い、食事を取られているわけです。
我々のようなマグルとホグワーツ学校の生徒たちがごく自然に席を同じくする不思議空間。
それなのにしごくしっくりくる。
海外の方も多くて、親子でローブを纏って歩かれていたり、土産物売り場で
「魔法の杖はどちらで買えますか?」
「あちらの売り場で、見本を見ながら買うことができますよ」
などという会話が普通に繰り広げられる楽しさよ。
いやしかし、お子様たちのルシウス・マルフォイ氏のステッキ所持率の高さよ。
分かるよ。かっこいいよね、お父様のステッキ。
各セットの見せ方が本当に素敵で、ホグワーツの大食堂から、動く階段の部屋、各寮の居間が続いたと思ったら、学校の各教室が並び、ここまでの展示を見るだけでもかなり疲れを覚える頃にカフェがあり、外へと抜ける広場に出ると映画でも何度も何度も見た、学校の渡り廊下があるんですよ。
もちろん、限られた敷地内に作られた廊下なので短くはあるんですが、各寮の制服姿の皆さんが廊下から顔を出す姿を見ていると本当に映画の一コマみたいでした。
プリベット通りのダーズリー家にもお邪魔したら、ハリーの部屋である階段下のベッドの小ささよ!
小さい!
狭い!
ハリーよくがんばったよ…。
と、なりつつ、ダーズリー家には素敵なサンルームがあることに気づきました。
素敵なおうちじゃんと思っていたら、とにかくダーズリー家に似合いの趣味の悪いソファを一生懸命探した、みたいなスタッフのコメント書いてあってワロタ。
このソファの立場よ。
そうして、空の下でナイトバスやシリウスのバイクなどを堪能したあと、館内ツアー再会するかと足を踏み入れた先に、あの9と3/4番線とホグワーツ行きの列車が待っていました。待っていました!!!
なんだろうな。ぶわっと体の熱があがるのを久々に感じたと言うか。
うわ! て、声に出ました。嬉しくて。
本当に、電車大好きな子どもが推しの電車を見つけた時ってあんな気持ちなんだろうな。
同様の気持ちを、魔法省に足を踏み入れた時にも覚えました。
フル―パウダーで巨大暖炉から登場するところは、とりあえず写真に収めておいた。
大人なのでね、やはり魔法省職員くらいは名乗っても良いだろうと思って。
いや、セットの配置が本当によく考えられていて、あの、学校の裏にあるケンタウロスの出てくる森とかもあって、それぞれの空間が閉じているので、次に何が来るのかが分からなくて各所で新鮮な驚きを味わえました。
ダイアゴン横丁とかも本当にわくわく見てたんですけど、双子の店が急に現れて、その瞬間に涙目になりかけたりしてこう色々感情が忙しくて大変でした。
双子…。
ファンタビの世界も展示されていて、エディ・レッドメインが魔法動物たちの生まれる過程などを説明してくれていたんですけど、なんかもう立ち方とか、ニュートじゃん、てなりました。
エディなんだけど、そこはかとなくニュート・スキャマンダー。
ただ、画面上から立ち去る姿がただただカッコいいのはエディ・レッドメインでした。
あの姿を見られるだけでも行った甲斐がある。
そう言えば、周りの人たちの楽しそうな会話を通りすがりに聞くのも相当楽しかったんですが、
展示の中に上半身サメになったクラムもいたんですよね。
そしたら、それを見た女子高生たちが
「あ、あれ、ハーマイオニーしか勝たんの奴じゃん」
「いたねー!!」
ときゃっきゃと嵐のように去って行って、残された私は後から後からじわじわときて、こうして今思い返してもなんか笑ってしまいます。
確かに、ハーマイオニーしか勝たんの奴で合ってるわ。
彼、クラムって言うんだけどね。
下調べもせずにいったので、お昼に行って夕方には出てくるかなと思っていたら、人間界に戻ったのはすっかり日が暮れてからでした。
普段グッズの類は買わないんですが、今回は悩みに悩んで、忍びの地図の巨大マグカップを買いました。
(マグカップって、どうしようもなく増えていくものですよね…)
帰宅後、ファンタビを見直したら、大人の魔法使い同士の洗練されていて迷いと容赦のない魔法捌きに痺れました。やっぱり学生たちの使う魔法とは一味も二味も違うもんです。
いやあ本当に久しぶりに朝から晩までがっつり遊んで楽しかったです。
ハリー・ポッターの世界ありがとう。
コメント