お正月、なんとなく、年末年始の連休+仕事始めからの怒涛の仕事仕事仕事+三連休まで、の気持ちでいるので、この三連休が終わるといよいよ普通の日々が始まる…という気分になります。
実家に帰ると父が柚月裕子さんにハマって本が積まれていたので、久しぶりに集中して本を読みました。
「ミカエルの鼓動」「盤上の向日葵上下巻」なんですが、人間模様、心理の描写が巧みで、ミステリー要素をはらみつつ、それぞれの職業についてとても詳細に描写されていてそちらも興味深く、どちらも一気に読みました。
後味については色々と叫びたいこともあるのですが。
ご興味があればぜひ。
今年の舞台始めは「進撃の巨人 ミュージカル」でした。
2.5次元舞台を久しぶりに観に行きましたが、もう、観る度に進化しているなあという気持ちになります。
映像と、光の使い方。
ダンスとアクロバット、ワイヤーアクションが本当に印象的で、2時間休憩なしという始まってしまえば一瞬で終わってしまうような、スピード感溢れるミュージカルでした。
原作を途中までしか読んでいなかったのですが、時系列に添って話が進むのですごく分かりやすくて、舞台の両サイドには英語の字幕もついていて海外の方が客席にいらっしゃったのも印象的でした。
歌とダンスの相乗効果が抜群で、
巨人に襲われ逃げ惑い死にゆく人々の悲哀の声とバレエの美しくも優雅が動きが余計に悲しみ苦しみを感じさせたり、兵団の新入団員たちが入団後から時を経て成長していく過程を整然としたダンスやアクロバティックな動きで魅せたり、
進撃の巨人という物語をミュージカルでどう表現するんだという疑問を、見事に吹っ飛ばしてくれました。
あと、立体機動は存在しました。
リヴァイ兵長の体幹どうなっとんねん。
巨人の表現も、舞台上でどうするんだろうなあと楽しみに行ったのですが、なるほど、と。
動きのプロの方たちがいらっしゃることで、めちゃくちゃ気持ち悪い巨人たちがそこにいましたし、映像と、立体と、黒子と、ありとあらゆる方法で巨人が舞台上で再現されていて面白かったです。
で、まあ皆さんすごい量のセリフを凄まじいスピードで滑舌良く話されるんですね。
かっこよかった…。
「戦え」
という言葉が軸になっていて、その言葉の強さが観劇後もずっと心に残っています。
フィナーレにキャスト全員のダンスがあり、リヴァイ兵長とジャン役の方の体の使い方がすごくきれいで目を引くなあと思っていたら、ジャン役の方はダンサーさんでもあるそうで。
しかし皆さん、体を使うプロの方々が多くてダンスシーンはどこも迫力があって目が足りませんでした。
後から後からいろいろ思い出してしまうんですけど、そうそう。団員たちがいよいよ訓練終える時だったかな(時系列間違ってたらすみません)。皆が盛り上がって、バク中やらなんやら披露する中でブレイクダンス?て言うのかな。めちゃくちゃヘッドスピンされてた方がいらっしゃって、思わず拍手したんですけど、あの方をもっともっと拍手喝采でたたえたかったです。本当に、あの技を見せてもらうだけでも圧巻だったんです。
そんなこんなで、エンタメとしてすごく面白かったです。
どんどん進化する2.5舞台がどんな風にこれからも広がっていくのか、楽しみにもなった舞台でした。
あとはNETFLIXで「地面師たち」の一気見などしておりました。
恐かったけど、面白かった…。
豊川悦司さん嫌いになりそうなくらい怖かった。
役者さんたちが豪華でよかったな~。
これは友人たちとやいやい突っ込みながら見るくらいが丁度いい気がします。
家族で見るには時折気まずい場面が多すぎる。
今年はもう少し読書量を増やして、舞台や映画を観に行く日も増やしたいなとささやかな目標を立てました。
なにはともあれ、健康に気をつけて過ごしていきたいと思います。
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます

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